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バディム・リュバシェフスキー

セキュリティ Svenska → 更新: 2026-10-25

KyberとDilithiumの両方を共同設計した、IBMリサーチ・チューリッヒの暗号研究者。2024年にNISTが標準化した2つの格子ベース方式の生みの親である。

リュバシェフスキーの初期の論文2本が、現代の耐量子暗号の大きな部分を支えている。2009年の「Fiat–Shamir with aborts」は、署名が秘密鍵を漏らさないように格子問題から署名を構成する方法を示した。秘密が漏れそうな候補は捨てて、やり直せばよいという発想である。その翌年には、クリス・ペイカートおよびオデッド・レゲフとともに、鍵サイズを現実的に抑えられるレゲフ問題の構造化格子版、ring-LWEを定義した。

どちらの発想もCRYSTALSスイートに受け継がれた。2024年8月、KyberはML-KEM(FIPS 203)に、DilithiumはML-DSA(FIPS 204)になった。つまり2009年の棄却ループが、いまやブラウザとOSに載って動いている。

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