アンリミテッドボブ
1フレームに1つしか描かないのに、無数のブリッターオブジェクトが動いているように見せるデモエフェクト。
画面をくねくねと進み、秒ごとに長くなるボブの蛇は、1フレームに数百回のブリットをしているように見えた。実際には1フレームに1つのボブを描くだけで、何も消していない。種は複数の画面バッファの巡回、たとえば3枚だ。フレームごとに次のバッファへ描くので、各バッファには3つおきの位置しか入っていない。それで蛇は、軌跡を残すだけでなく前へ滑っていくように見える。
見えないところはごまかす、というシーンの基本原則を絵に描いたような例で、1990年ごろのAmigaデモやクラックトロに無数に登場した。隅に誇らしげに出るボブの数のカウンターも、ネタの一部だった。