UDP フラッド
被害者の帯域やポートを UDP パケットで埋め尽くす、大量型の DDoS 攻撃。やり方は単純で、ランダムなポートに UDP を送り続けると、サーバーが ICMP Port Unreachable を返し、双方向で帯域が飽和する。
送信元を偽装して応答を第三者に向ける UDP 増幅攻撃とは別物で、こちらは純粋に物量で押す。対策は回線の入口では難しく、被害者の回線が埋まる前に ISP がフィルタする必要がある。Cloudflare や AWS Shield は Anycast で経路を変え、トラフィックを数百のエッジノードに分散して、各ノードが少しずつ受け持つ。
典型的な被害者はゲームサーバーだ。Counter-Strike や Minecraft はゲーム状態の通信に UDP を使うので、簡単に TCP へ切り替えられない。最近の保護策は、Cloudflare Spectrum や AWS GameLift のようなエッジで、UDP をすべてプロキシ経由にする方法である。