IT用語集 › ハードウェア › 薄膜ヘッド

薄膜ヘッド

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-24

コイルと磁極をフォトリソグラフィで薄膜として作り込んだ読み書きヘッド。1970年代末まで主流だった手巻きのフェライトヘッドの後継だ。

初期のヘッドはフェライトコアに線を巻いたもので、かさばるうえ、書き込めるビットの小ささにも限界があった。1979年にIBM 3370で出荷された薄膜ヘッドは、磁極と平面状の銅コイルを、半導体と同じフォトリソグラフィで層として形成した。ギャップが小さくなり、トラック密度も線密度も上がった。薄膜誘導型ヘッドは1990年代半ばまで読み書き両方を担い、その後、読み出しはより高感度な磁気抵抗センサに分離され、書き込みだけが薄膜誘導素子に残った。この組み合わせが現在のヘッドにも続いている。

← 用語集に戻る