IT用語集 › セキュリティ › TR-34

TR-34

セキュリティ Svenska → 更新: 2026-10-24

決済端末やATMに対称鍵を配布するためのANSI X9規格。クリップボードを持った人間の代わりに、公開鍵暗号を使う。

長い間、ATMのマスター鍵は、信頼された2人の従業員が機械まで出向き、鍵の構成要素を1つずつ入力して設定していた。どちらも鍵の全体は知らない。安全だが高価で、規模には全く向かない。2012年に公開されたTR-34は、この出張をプロトコルに置き換える。鍵配布ホスト(KDH、実際にはHSM)が、受け取る機器のRSA公開鍵で鍵を暗号化し、パッケージに署名する。

双方は共通のCAが発行した証明書で識別され、メッセージはCMSで包まれる。TR-34が担うのは転送であり、鍵が銀行のHSM内でどうラベル付けされ保管されるかは、通常TR-31のキーブロックの仕事だ。これほど地味な名前が付いたこと自体が、決済業界では品質の証と言ってよい。

← 用語集に戻る