トルベン・ペダーセン
デンマークの暗号学者。1991年のコミットメント方式は、当時まだ存在しなかった暗号資産で金額を隠すために使われている。
トルベン・プリズ・ペダーセンはオーフス大学在籍中の1991年、Crypto会議で非対話型の検証可能秘密分散を発表した。その論文の部品の一つが独り歩きした。ペダーセン・コミットメントC = gm·hrである。完全に秘匿的で、どれほど計算力があってもmは分からず、離散対数問題が困難である限り束縛性も保たれる。
生き延びた理由は、コミットメント同士を足せることにある。二つを掛け合わせると和へのコミットメントになるため、金額を明かさずに入力と出力が釣り合うことを証明できる。これがMoneroなどの機密トランザクションの基礎である。ペダーセンはその後産業界に移り、デンマークのCryptomathicなどで働いた。