TOPS-20
詳細情報
- 開発者
- Digital Equipment Corporation
- 発表
- 種別
- オペレーティングシステム
- 前身
- TENEX(BBN)
DECのDECSYSTEM-20向けOS。ARPANET時代のハッカー文化の多くがここで育ち、自社のハードウェアとともに消えた。
DEC自身の発明ではない。BBNがPDP-10上にページング仮想メモリ付きで作ったTENEXを買い取り、1976年に改名したものだ。コマンドインタープリタのEXECには当時としては画期的な性質があった。エスケープキーでコマンド名やファイル名を補完し、疑問符で候補を一覧表示したのだ。Unixのシェルが同じことをするより十年早い、タブ補完である。
ARPANET上のマシンの多くはTOPS-20か、その兄弟のTOPS-10を動かしており、Jargon Fileの語彙の大部分はそこに由来する。1983年にDECがVAXを優先してPDP-10ラインを打ち切ると、システムもハードウェアと運命をともにした。SIMHなどのエミュレータで今も動かせるので、親切なメインフレームの使い心地が気になる人は試せる。