TN3270
IBMメインフレーム向けのTelnet。行単位ではなく、画面丸ごとでやり取りする。
通常のtelnetは、1文字ずつ送る端末を前提にしている。IBMの3270端末はブロックモードで動いた。メインフレームが保護フィールドと入力フィールドを持つフォームを送り、ユーザーは手元で記入してEnterかPFキーを押し、そこで初めて画面全体が送り返される。TN3270は、telnet上でバイナリモードとIBM-3278端末タイプをネゴシエートすることで、インターネット上のマシンがこの端末になりすませるようにした。この仕組みは1988年にRFC 1041で規定され、1998年にTN3270E拡張が続いた。
ウェブ以前の学生の多くにとって、大学図書館の蔵書目録に入る手段がこれだった。HYTELNETには、他に到達しようのない目録が何百も載っていた。プロトコルは今も現役で、銀行や保険会社はx3270などのエミュレータ経由でメインフレームのアプリケーションを動かしており、緑の入力欄をスクレイピングする仕事はそれだけで一つの産業になっている。