タイムトリガードアーキテクチャ
すべての動作を、イベントへの反応ではなく、グローバルクロック上のあらかじめ決めた時刻に行うシステム設計。
この考え方はウィーン工科大学のHermann Kopetzと結びつけられ、彼は1970年代末から提唱を続けた。イベント駆動のシステムは割り込みが来るたびに反応するため、高負荷時の挙動が予測しにくい。時間駆動のシステムでは、すべてのノードとメッセージが周期的スケジュール内に固定のスロットを持つ。送るものがないノードでも送信するので、メッセージの欠落はすぐに分かる。
TTPプロトコルとその後のTTEthernetは、スピンオフ企業のTTTechによって製品化され、エアバスA380、ボーイング787、NASAのオリオン宇宙船に搭載されてきた。欠点は硬直性で、機能を1つ追加するだけでスケジュール全体の再計算が必要になることもある。自動車のFlexRayバスもこの発想を多く取り入れた。