TI-99/4A
詳細情報
- 開発者
- テキサス・インスツルメンツ
- 公開年
- 1981年
- CPU
- TMS9900
16ビットプロセッサを積んだ最初のホームコンピュータで、価格戦争の最も有名な犠牲者。
テキサス・インスツルメンツは1981年、TI-99/4の改良版としてTI-99/4Aを発売した。CPUのTMS9900は16ビットで聞こえは立派だったが、プロセッサ自身が直接持つRAMは256バイトにすぎない。残りの16 KBはビデオチップの向こう側にあり、そこを経由してしか、しかも遅くしか読み書きできなかった。音源はSN76489の近縁で、BASICインタプリタの遅さは有名だった。
運命を決めたのはコモドールである。ジャック・トラミエルはVIC-20、続いてC64の価格を何度も下げ、TIはリベートで対抗して原価を大きく割り込む価格で売った。1983年秋、TIは数億ドル規模の損失を出してホームコンピュータから撤退した。それまでに数百万台が売れていたので、今も熱心な愛好家がいる。