脅威モデリング
システムに対するセキュリティ上の脅威を体系的に分析すること。コードを書く前の設計段階で行い、脅威の一覧、対策、リスク順の優先度を成果物とする。セキュリティ成熟度の高い組織では標準的な実践である。
代表的な手法はSTRIDE(Microsoft)、DREAD(Microsoft)、PASTA(プロセス重視)、Trike(自動生成)、そして知識ベースのMITRE ATT&CKなど。土台になるのはデータフロー図(DFD)だ。典型的な流れは、DFDを描く、信頼境界を特定する、各データフローに起こりうるSTRIDEの脅威を結びつける、対策を設計する、の順になる。OWASP Threat Dragonはオープンソースのツールで、アダム・シェイノストックの『Threat Modeling』が標準的な参考書とされる。近年はGitHub CopilotやChatGPTで草案を作り、人間がレビューする使い方も増えている。