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サーモファックス

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-24
詳細情報
考案者
Carl Miller(3M)
発売
1950年
種類
複写機

1950年に 3M が出した、赤外線で複写を「焼き付ける」方式。オフィス初の数秒で取れるコピー機だが、コピーは日光で黒ずんだ。

3M の Carl Miller が原理の特許を取った。原稿に赤外線を当てると、炭素系の筆記部分が熱を吸収し、密着させた感熱コーティング紙が黒く変色する。液体も暗室も要らず、数秒でコピーができた。Xerox 914 より10年近く早い。難点は用紙だった。高価な上、コピーは熱と光で黒ずみ続け、保管文書はやがて読めなくなった。

オフィスを制したのは電子写真(ゼログラフィー)だったが、サーモファックスには二度目の人生があった。紙の原稿を透明フィルムに変え、オーバーヘッドプロジェクタの相棒になったこと。そして今でも、タトゥーアーティストが中古機を買い、1950年と同じく炭素を多く含むインクでデザインのステンシルを焼いていることである。

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