TEMPEST
NSAのコードネームで、電子機器が意図せず電磁波・音・消費電力を通じて情報を漏らす「漏洩エミッション」の研究を指す。
1985年、ウィム・ファン・エックが、数百ドルの機材で離れた場所からモニターの表示内容を再現できることを実演し、世間を驚かせた。これが「ヴァンエック・フリーキング」の語源である。ケーブル、キーボード、プリンターからも同様に漏れることが示されている。対策は物理的なもので、シールドされた部屋やキャビネット、フィルター付き電源、機密機器と一般機器の距離を取るゾーニング、認証済みハードウェアなどだ。研究は現代も続き、消費電力、ファンの音、動作LED、スマートフォンのカメラまでが、隔離されたマシンから鍵を持ち出す手段に使われている。