IT用語集 › セキュリティ › TC40

TC40

セキュリティ Svenska → 更新: 2026-10-30

Visaで発行会社が提出する不正報告。チャージバックが一度も起こされなくても、加盟店の不利な実績として数えられる。

名前はVisaのシステムにおけるトランザクションコード40に由来する。カード会員が取引を不正だと届け出ると、発行会社はそれをTC40として記録する。通常はカードを停止した当日だ。Mastercardの相当物は長くSAFE(System to Avoid Fraud Effectively)と呼ばれ、現在はFraud and Loss Databaseという名称になっている。報告はネットワークを経てアクワイアラに流れるが、加盟店に見えるのはアクワイアラが転送を選んだ場合に限られる。

落とし穴は、報告と紛争が別物であることだ。発行会社は不正を報告したうえで、自ら会員に返金してしまうことがあり、加盟店にはチャージバックが来ないので問題ないと思い込む。それでも報告はVisaの監視プログラムに積み上がり、不正率が高ければ罰金、最悪の場合はカード受付権の喪失に至る。カードテスティングを受けた加盟店にとっては、TC40フィードが最初の警告になることもある。

← 用語集に戻る