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テーブルトップ演習

セキュリティ Svenska → 更新: 2026-10-20

架空のセキュリティシナリオ(「ランサムウェアでサーバーが暗号化された。どうする?」)を、実際のシステムには触れずに、テーブルを囲んで議論しながら進める討議型の危機演習。検証するのは技術ではなく、計画・役割・意思決定だ。

進め方はこうだ。進行役がシナリオを提示し、「身代金を要求された」「報道機関から電話が来ている」「バックアップも暗号化されていた」といった展開を段階的に投入する。IT、セキュリティ、経営、法務、広報の参加者が、計画に沿ってどう動くかを議論する。実システムには一切影響しない、集団での思考実験である。得られるのは、インシデント対応計画の穴、不明確な責任(「身代金を払うかどうかは誰が決めるのか」)、欠けている連絡経路、誤った前提を、本物の危機が来る前に洗い出せることだ。普段あまり話さないチーム同士の連携も鍛えられる。実機演習に比べ安価でリスクも低い。成熟したインシデント対策の標準的な要素で、SOC 2監査などでは要件になることも多い。

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