IBM System/360
詳細情報
- 所有
- IBM
- 発表
- 1964年
- 種別
- メインフレーム・ファミリー
- アーキテクト
- ジーン・アムダール
- 後継
- System/370、z/Architecture
後方互換性という考え方を発明した機械群。その命令セットは60年後の今も銀行を動かしている。
1964年より前は、計算機はモデルごとに別世界だった。機械を替えれば、プログラムはすべて書き直しになる。IBMは約50億ドル、つまりマンハッタン計画より多い額を投じ、最小のモデルから最大のモデルまで同じ命令セットと周辺機器を共有するファミリーに賭けた。主任アーキテクトはジーン・アムダール、プロジェクト管理はフレッド・ブルックスである。混乱を極めたOS/360開発の経験は、のちに『人月の神話』という本になった。
360は8ビット・バイトを標準にし、EBCDIC文字コードを採用し、安価なモデルが旧来の1401を模倣できるマイクロコードも備えていた。賭けは大当たりで、アーキテクチャは消えなかった。現在のz/Architectureも、System/360向けにコンパイルされたコードを動かせる。