STM形式
Scream Tracker 2のモジュール形式。AmigaのMODに対するPC初の自前の答えで、チャンネル数も同じ4つだった。
Future CrewのSami「PSI」Tammilehtoは、1990年ごろにScream Tracker 2を書いた。当時のPCにはまともなサウンドハードウェアも、それを鳴らすトラッカーもなかった。ファイルの拡張子は.stmで、考え方はMODと同じだ。サンプルと音符パターンを一つのファイルに入れ、4チャンネルをCPUがソフトウェアでミックスする。
見た目は似ていてもMODとの互換性はなく、変換ツールがちょっとしたジャンルになった。Future CrewはSTMIKという再生ライブラリも公開し、ゲームやデモが音楽を使えるようにした。長くは続かず、1994年にScream Tracker 3のS3Mが主流になってSTMは消えていった。ただしOpenMPTなどの現代のプレーヤーは今も読み込める。