スタックアロケータはブロックごとにOSへ要求せず、連続したバッファを1つ確保しておき、先頭ポインタを前に進めることで「割り当てる」。メモリを返すには、事前にマーカーの位置を保存しておき、ポインタをそこまで巻き戻す。それ以降に割り当てたものは一度に解放される。計算量はO(1)で、断片化はまったく起きない。
代償は規律である。割り当てた順の逆順で解放しなければならず、これはコールスタックと同じだ。そのためフレーム内の一時的な作業メモリには最適だが、寿命が予測できないオブジェクトには向かない。関連するアリーナアロケータは全体を一括で解放し、プールアロケータは固定サイズのブロックを任意の順序で配る。