SRI-NIC
ARPANETの受付窓口であり、索引カードであり、電話帳でもあった。スタンフォード研究所の一室が、20年にわたって「誰がネットワークにいるか」を把握していた。
Network Information Center(NIC)は1969年、ネットワーク最初期のノードの1つだったSRIのDouglas Engelbartの研究グループ内で始まった。仕事は整理整頓である。利用者とホストの名簿、共有ホスト表HOSTS.TXT、RFCの配布、印刷版のARPANETリソースハンドブックを管理した。Elizabeth Feinlerが1972年から1989年まで率い、人や組織について答えるwhoisサービスもここから生まれた。
DNSが登場するとNICは新しいトップレベルドメインのレジストラとなり、1985年には最初の.comがここで登録された。契約は1991年に他の事業者へ移り、数年後にInterNICに統合された。今日IANA、レジストラ、検索エンジンに分かれている仕事の多くを、かつては電話とPDP-10を持った少人数が担っていたのである。