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ECH(Encrypted Client Hello)

ネットワーク Svenska → 更新: 2026-10-22

ClientHello内のSNI(ホスト名)を暗号化するTLS 1.3の拡張。通常のClientHelloは平文なので、ISPや中間装置に訪問先ドメインが見える。ECHはHPKEで暗号化し、ISPにはIPアドレスしか見えなくなる。

Cloudflareは2023年に導入した。Firefox 118以降(2023年9月)は、DNSでECH設定が取得できればデフォルトで有効にする。ECHとDoHを組み合わせれば、ISPは実際の接続先についてIP以外何も分からない。中国やロシアが歴史的にSNIでドメインを遮断してきたような検閲も、多くの場合は回避できる。普及にはサーバー側(Cloudflare経由なら自動的にインターネットの大半が対応)とブラウザ側(FirefoxとChrome)の両方の対応が要る。対抗策として、ECHを使うTLSハンドシェイクそのものを国家が遮断する可能性もあり、DPIとの軍拡競争の様相だ。

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