Sir Dystic
Windows 98 がいかに無防備かを見せつけたリモート操作ツール Back Orifice を書いた、cDc のメンバー。
ジョシュ・ブッフビンダー、通称 Sir Dystic は、1998年8月の DEF CON 6 で Back Orifice を公開した。Windows 95/98 のマシンを、ファイル、キー入力、画面まで含めて丸ごと遠隔操作できるツールで、名前は Microsoft の BackOffice をもじったものだ。グループは「管理ツール」と呼び、ウイルス対策業界はトロイの木馬と呼んだ。どちらも正しく、それがまさに狙いだった。
Microsoft は、ユーザーが自分で実行しなければならないので脅威ではないと反論したが、実際には、それこそがマルウェアが広まる典型的な経路だった。続編の BO2K(1999年)は DilDog が書き、オープンソースとして公開された。