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サービスメッシュのサイドカー

インフラ Svenska → 更新: 2026-10-22

サービスメッシュで各サービスの隣に挿入され、そのネットワーク通信をすべて受け持つプロキシ(通常はEnvoy)。サービス間に立つことで、アプリのコードを変えずにmTLS、トラフィック管理、リトライ、可観測性を提供する。

仕組みはこうだ。メッシュ(IstioやLinkerd)が各Podにプロキシをサイドカーとして自動注入し、インバウンド・アウトバウンドの通信はすべてそこを通る。プロキシ群(データプレーン)は、コントロールプレーンが一元的に制御する。「ただで」手に入るのは、mTLS(サービス間の自動相互暗号化)、トラフィック管理(カナリア、重み付けルーティング、障害注入)、耐障害性(リトライ、タイムアウト、サーキットブレーカー)、可観測性(サービス間通信すべてのメトリクス、トレース、ログ)だ。代償は、Pod一つにつきプロキシ一つぶんのリソースとレイテンシ、そして運用の複雑さである。そのため、機能をノードやeBPFに移す「サイドカーレス」のメッシュ(Istio Ambient、Cilium)が伸びている。大規模クラスタにおけるサービス間通信の主流パターンで、サイドカーコンテナやネットワークポリシーとも関係が深い。

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