セルジュ・ヴォーデネー
パディング付きのCBC暗号が、エラーメッセージから破れることを2002年に示したEPFLの暗号研究者。
Eurocrypt 2002で発表された論文「Security Flaws Induced by CBC Padding」で、ヴォーデネーはパディングオラクル攻撃を説明した。パディングが正しいかどうかを答えてしまうシステムがあれば、攻撃者は鍵がなくても平文を読み取れる、という洞察だった。
セキュリティは暗号方式そのものと同じくらい、失敗したときにシステムが外部に何を伝えるかに左右される、という教訓でもある。その後も、複数のTLS実装やウェブフレームワークがこの落とし穴にはまった。