ショーン・ヒーラン
2009年に自動エクスプロイト生成について書き、2025年には言語モデルにLinuxカーネルの未知のセキュリティバグを見つけさせたアイルランドの脆弱性研究者。
ヒーランのオックスフォード大学での修士論文(2009年)は、クラッシュから動作するエクスプロイトまでを自動で行うことを扱っていた。当時は学術的な話に近いと見られていた問題である。その後もエクスプロイトとプログラム解析の分野に留まり、Thomas Dullienとともに継続的プロファイリング企業Optimyzeを共同創業した。同社は2021年にElasticに買収された。
2025年5月、彼はカーネルのSMBサーバーksmbdのソースをOpenAIのo3に与え、ログオフ処理に未知のuse-after-free(CVE-2025-37899)を見つけさせた経緯を公表した。モデルが正解したのは約100回に1回で、残りは外れだった。ヒーランの結論は冷静だった。ノイズは多いが有用で、かつてのファジングに似ている。この種のものとしては、検証に耐える最初の公開事例でもある。