シーンパーティー
1980〜90年代に開かれた若者向けの大規模なイベント。デモシーンのプログラマー、ミュージシャン、アーティストが集まり、競い合い、コードを共有した。
シーンパーティーは、デモシーンにおける学会や音楽フェスのような存在だった。大学のホールや借り切った会場で数日間にわたって開かれ、テント泊や雑魚寝も当たり前で、数千人が集まった。参加者はデモ(アニメーションするプログラム)、音楽制作、グラフィックなどの部門で競い、条件をそろえるためにCommodore 64やAmigaといった古い家庭用コンピュータが使われることが多かった。
ノルウェーのThe GatheringやフィンランドのAssemblyといった大型イベントにはコンピュータ企業がスポンサーに付き、匿名のハッカーたちが顔と名前を一致させる「デジタルな集会場」になった。シーンの非公式な序列は、パーティーの場でリアルタイムに決まっていったのである。