SAFER+
1998年にAESを争って敗れ、その後数十億台のBluetooth機器で生き残ったブロック暗号。
SAFER+はCylink社のJames Masseyらが開発し、AES候補の1つだった。ブロック長は128ビット、鍵長は128・192・256ビットである。選考からは脱落したが、Bluetooth仕様が認証と鍵生成(関数E21、E22、E3)に採用した。
暗号史でも皮肉な脚注の1つで、コンペには勝てなかった暗号が、毎日使われる規格の背骨になった。Bluetoothのペアリングがなぜああいう仕組みなのか知りたければ、ここから始めるとよい。