AES-GCM
詳細情報
- 作成者
- McGrew & Viega
- 公開年
- 種類
- AEADモード
- 仕様
- NIST SP 800-38D
AESをGalois/Counter Modeで動かす方式。機密性と完全性を1回の処理で両立する、関連データ付き認証暗号(AEAD)だ。
並列化できるカウンタモードの暗号化と、MACに相当するGHASHを組み合わせている。TLS 1.2/1.3、IPsec、SSH、Signalで標準的なAEADとして使われる。鍵長は128または256ビットで、NIST SP 800-38Dに規定されている。ナンス(nonce)は鍵ごとに一意でなければならず、再利用すると認証の安全性が丸ごと崩れる。典型的な落とし穴だ。
代替としては、AES-NIのないCPU(スマートフォンや組み込み機器)でソフトウェア実装なら速いことが多いChaCha20-Poly1305や、ナンスの誤用に耐えるAES-GCM-SIVがある。