Q-in-Q
顧客自身のVLANタグの外側にもう一つVLANタグを付け、通信事業者が中身を気にせず顧客のVLAN空間をまるごと運べるようにする方式。
通常の802.1Qタグで使えるVLANは4094個。一社の中なら十分だが、各自が独自のVLAN番号を使いたい何千もの顧客を区別する事業者には足りない。そこで二重のタグを使う。外側のTPID 0x88a8 のタグは事業者のもので顧客を識別し、内側は顧客のもので手を加えずに通過する。顧客はVLAN 100を使っても、隣の顧客が同じ番号を使っていることを気にしなくていい。代償はフレームあたり4バイトの増加で、転送網は1518を少し超えるMTUに対応する必要がある。大規模ではVXLANやEVPNが事実上その役割を引き継いだ。