プリンターリボン
インクを染み込ませた布状の帯。インパクトプリンターやタイプライターが打ちつけて、紙にインクを移す。
リボンは二つのスプールの間を通ってプリントヘッドの前を走り、打撃のたびに文字やピンが繊維越しに紙へ押しつけられる。ナイロンリボンは再インクが可能で長持ちするが、少しずつ薄くなる。使い捨てのカーボンフィルムリボンは最も鮮明に印字できるが、すぐ使い切ってしまう。ページの途中から文字が薄れていくのは、リボンが寿命を迎えた典型的な兆候だった。
リボンは交換しやすいカートリッジに収められ、インクジェットよりずっと前に、4色の帯で簡易カラー印刷をするものもあった。レーザーやインクジェットの普及でオフィスからはほぼ姿を消したが、レジスターやタイムレコーダーなどのインパクト機器では今も使われている。