プライマリアカウント番号(PAN)
カード表面の15~19桁の数字。発行元もタイプミスも見抜けるほど、しっかり構造化されている。
書式はISO/IEC 7812で定められている。先頭の1桁は業種を表し、4はVisa、5と2はMastercardである。先頭に続く数桁がIIN(業界ではBIN)を成し、発行会社を指す。BINは何十年も6桁だったが枯渇し、2022年4月以降は8桁が標準になった。その後に口座番号が続き、最後に置かれるのがLuhnチェックディジットだ。これはタイプミスの大半を拾うが、それ以外には何の防御にもならない。
PCI DSSはPANを中心に回っている。PANを保存、処理、伝送するシステムはすべて監査対象となり、表示してよいのはBINと下4桁だけである。レシートの**** 1234はそのためで、近道としてトークン化が人気な理由でもある。