PPPoE
ダイヤルアップの認証モデルをブロードバンドに持ち込んだプロトコル。1999年にRFC 2516で標準化され、今も多くの光回線やDSL契約の土台になっている。
理由は技術ではなく商売だった。事業者にはPPPを前提にしたユーザー名・パスワード・セッション管理・課金のシステムが既にあり、銅線がEthernetに替わったからといって捨てたくなかったのである。セッションは二段階で確立する。まずPADI、PADO、PADR、PADSのパケットによるディスカバリー、次にPPPセッション本体だ。カプセル化で8バイト食うため、悪名高いMTU 1492(1500ではなく)になり、エンドユーザーのPath MTU Discoveryが壊れる最も一般的な原因の一つになっている。代替のIPoE(DHCP方式)はより単純で、近年は増えている。