プールヴィ・ヴォーラ
詳細情報
- 所属
- ジョージ・ワシントン大学
- 代表的業績
- Scantegrity、選挙監査
検証可能な投票方式を、学会論文から実際の自治体選挙へと押し上げた計算機科学者。
ヴォーラはジョージ・ワシントン大学の教授で、David Chaum、ロン・リベストらとともに Scantegrity を設計した。通常の光学読み取り式の紙の投票用紙をそのまま使いつつ、見えないインクで印刷した符号を加える方式である。有権者は後からオンラインで自分の票が数えられたことを確認できるが、誰かに対して自分の投票先を証明することはできない。
2009年、米メリーランド州タコマパークは Scantegrity II を拘束力のある市議会選挙で使用した。エンドツーエンドの検証を備えた選挙としては初めてである。その後ヴォーラは選挙結果の統計的監査に取り組んでいる。根底にあるのはジョシュ・ベナローとも共通する考えだ。選挙への信頼は「機械は大丈夫です」という説明ではなく、誰でも確かめられる証拠から生まれるべきだ、というものである。