POODLE
2014年のパディングオラクル攻撃。接続をSSL 3.0へ強制的に落とし、Cookieを1バイトずつ復元した。
GoogleのBodo Möller、Thai Duong、Krzysztof Kotowiczが、2014年10月にSSL 3.0への攻撃を発表した。このプロトコルはCBCのパディング検査があまりに緩く、末尾のバイトを改ざんしても検出されなかった。1バイトあたり数百回のリクエストで、中間者は秘密のCookieを読み出せる。ただし、被害者のブラウザにそのリクエストを送らせられることが条件だ。
本当の問題は、SSL 3.0がダウングレードのフォールバックで強制できてしまうことだった。大手事業者はその年のうちにSSL 3.0を無効化し、のちにフォールバック手口を止めるTLS_FALLBACK_SCSV(RFC 7507)が追加された。教訓は単純で、安全網として残された古いプロトコルバージョンは、ほかのバグをいくら直しても攻撃面であり続ける。