配置配線
論理ネットリストを実際の形状に変える工程。各セルをシリコン上のどこに置き、その間の配線をどう通すかを決める。
論理合成の後に手元にあるのは、何億ものスタンダードセルと接続関係の一覧だが、物理的な情報は一切ない。配置で座標を決め、配線で十数層以上の金属層に配線を通す。同時に満たすべき条件は互いに引っ張り合う。信号はクロック周期内に届かねばならず、どの領域にも物理的に収まる以上の配線を置けず、電力は予算内に収め、プロセスの設計ルールはあらゆる場所で守らねばならない。微細なノードでは配線遅延が支配的なため、工程を順番にこなすことはもうできない。ツールは各工程を行き来しながら反復し、大きなブロックでは通すのに数日かかることもある。