PeaceNet
1980年代半ばに生まれた平和運動のためのオンラインサービス。活動家がモデムで組織化できることの早い実証だった。
PeaceNetは1986年にサンフランシスコで始まったダイヤルアップ式のサービスで、平和団体や軍縮団体、連帯運動に電子メールと会議機能を提供した。翌年には環境ネットワークのEcoNetと合併し、Institute for Global Communications の傘下に入った。後に当たり前になる機能はすでに揃っていた。テーマ別の会議室、主要メディアが伝えない中米や南アフリカのニュース、そしてUsenetやFidoNetへのゲートウェイである。
英国のGreenNetなど各地の同種ネットワークとの協力は、1990年にAssociation for Progressive Communications として正式化され、非営利団体が運営する最初期の世界規模ネットワークの1つとなった。利用者は時間単位で料金を払い、米国への通話が贅沢だった国から低速回線で接続することも多かった。The WELLがオンラインコミュニティの成立を示した頃、PeaceNetはそこに主張を持たせられることを示した。