Payment Request API
詳細情報
- 運営
- W3C (Web Payments Working Group)
- 公開
- 2016年〜
- 種類
- Web標準
- 仕様
- w3.org/TR/payment-request
サイトが支払いを要求し、チェックアウトフォームそのものをブラウザや決済アプリに任せられるブラウザAPI。
狙いは、カード番号をまた別のフォームに打ち込む手間をなくすことだった。サイトは金額と対応する支払い方法を指定してPaymentRequestオブジェクトを作り、show()を呼ぶと、ブラウザが描画するダイアログから応答が返ってくる。最初に実装したのは2016年のChromeで、W3Cは2022年に勧告として公開した。
当初の構想は現実の前に崩れた。ブラウザが保存済みカード番号を直接渡すbasic-card方式は2022年ごろに廃止された。PCIの問題をブラウザの中へ移しただけだったからだ。残ったのは、Apple PayやGoogle Payなどのウォレットへの共通の入口である。そのため多くの加盟店は、決済ゲートウェイのボタンの奥に埋もれたこのAPIを、知らずに使っている。