パーティショニング解読法
線形解読法を一般化した手法。平文と暗号文をクラスに分け、その対応がどれだけ偏っているかを測る。
1997年にCarlo HarpesとJames Masseyが提案した。線形解読法における「クラス」は、選んだビット部分集合のパリティ、つまり2つの箱しかなく、結果がわずかに片方へ偏ることに期待する。パーティショニング解読法は任意の分け方で複数の箱を使えるため、個々の暗号が持つ偏りを見つける自由度が高い。
その自由度は長所でも短所でもある。分割の候補は膨大で、最良のものを見つける一般的な方法がないからだ。そのため実際には、線形系の攻撃全般への耐性を論じたり、mod n解読法のような特殊な場合がなぜ成り立つのかを説明したりする用途が中心になる。