部分ハイドレーション
ページ全体ではなく、インタラクティブなコンポーネントだけをハイドレートする手法。読み込み時のJSバンドルとCPU負荷を減らせる。2014年にeBayのMarkoが先鞭をつけ、2021年のAstro(アイランドアーキテクチャ)と2022年のQwikで広まった。
ReactやVueの既定である全体ハイドレーションとは異なる。従来のSSRはページのツリー全体をハイドレートするため、静的な内容でもJSの解析とCPUサイクルを消費する。部分ハイドレーションではサーバーがすべてをレンダリングし、特定のコンポーネント(「アイランド」)にだけJSを配信する。Astroでは client:load、client:visible、client:idle といったディレクティブで明示する。Qwikはさらに進んで「レジューマビリティ」を採り、ハイドレーション自体を行わずに、操作ごとにJSを遅延読み込みする。最近では、React Server Componentsが部分ハイドレーションに対するReactなりの答えである。