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ページテーブルウォーク

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-23

仮想アドレスを物理アドレスへ変換するため、メモリ上の多段ページテーブルを順にたどる処理。TLBミスのときに発生し、データの場所を知るだけで何度もメモリアクセスが必要になる高コストな処理である。

プログラムは仮想アドレスを使うが、実際のRAMにアクセスするには物理アドレスへの変換が要る。その対応表がページテーブルで、現代の64ビット環境では4〜5段の階層構造になっている。最近使った変換結果は高速なキャッシュであるTLB(Translation Lookaside Buffer)に保持される。しかしTLBミスが起きると、MMUがハードウェアでページテーブルを「歩く」ことになる。第1段を読んで第2段の場所を知り、それを読んで第3段へ、と続くため、各段が別々のメモリアクセスとなり、ウォーク1回でキャッシュミス数回分のコストがかかることもある。TLBの命中率が重要なのも、ヒュージページが効くのもそのためだ(ページが大きければ必要なTLBエントリが減り、ウォークも減る)。メモリを多用するプログラムにとって、目立たないが確実な性能の床である。

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