ORC
Optimized Row Columnar。分析用途の列指向ファイル形式で、2013年にHortonworksがHive向けに開発した。
Parquetの競合で、Hiveエコシステムでは主にORC、Spark/Prestoでは主にParquetが好まれてきた。どちらも列指向で圧縮される。ファイルは約250MBのストライプに分かれ、ストライプ内で列ごとに格納される。列ごと・ストライプごとの最小値/最大値の統計を持つため、「WHERE date > X」のような条件でストライプを丸ごと読み飛ばせる(述語プッシュダウン)。ClouderaやApache Hive系ではORCが事実上の標準で、SparkやクラウドのデータウェアハウスではParquetが選ばれる。Apache IcebergとDelta Lakeは両方に対応し、Trinoも両方を同等に読める。Hive 3のORCは、列指向形式としては珍しくACIDトランザクションもサポートする。