オープンソースハードウェア
図面・回路図・基板データを公開し、誰でも調べ、改変し、製造し、販売してよいとする物理的な設計。
Open Source Hardware Definition 1.0は2011年に登場し、Open Source Definitionを意識して作られた。OSHWAは翌年に設立され、2016年から認証制度を運営しており、承認したプロジェクトごとにシリアル番号を発行する。ArduinoとRepRapが代表例で、AdafruitやSparkFunはこの考え方で事業を築いた。
法的にはソフトウェアより厄介だ。著作権が保護するのは図面であって完成品はほとんど守らないため、コピーレフト条項が実際に縛るのは文書だけになりうる。複製品を作るのに誰の許可も要らず、特許が絡む場合だけが例外である。そこでCERN-OHLやSolderpadのように「複製」だけでなく「製造」を対象にした専用ライセンスが生まれた。定義は編集可能な形式にも明確で、回路図のPDFは含まれない。