OCSP
TLS証明書が失効していないかをリアルタイムで確認するプロトコル(RFC 6960)。ブラウザがCAのOCSPレスポンダーに「この証明書はまだ有効か」と尋ねる。遅く、プライバシーも漏れる。
従来のOCSPでは、クライアントが毎回CAに問い合わせるため、CAはユーザーが訪れるサイトをすべて把握できてしまう。OCSPステープリング(RFC 6066)はこれを解決する。サーバー自身がOCSP応答を取得し、TLSハンドシェイクに添付するので、キャッシュも効く。Must-stapleフラグを使えばステープリングを強制できる。Let's EncryptとCloudflareは2024年にOCSPの段階的廃止を発表した(遅く、プライバシーにも問題があるため)。最近の流れは、MozillaのCRLiteと短寿命証明書(Let's Encryptの90日から7日への短縮が計画されている)により、失効確認そのものの必要性を下げる方向にある。