NSF形式
完成した音声ではなくNES自身の再生コードを収めたファイル形式。プレーヤーがそのコードを実行して音を再生成する。
NSFファイルには録音された音は入っていない。NES/ファミコンのゲームから抜き出した6502のコードとデータそのものが入っている。プレーヤーはRicoh 2A03音源チップ(矩形波、三角波、ノイズ、DPCM)をエミュレートしてそのコードを走らせ、わずかな容量で完全な再現を実現する。1990年代後半にKevin Hortonが考案した。
拡張音源(コナミのVRC6、ナムコ163、サンソフト5B、FDS)にも対応し、NSFeでメタデータが加わった。FamiTrackerはこの形式で書き出せる。AtariシーンのSNDHと同じ発想であり、コードを実行せずレジスタ書き込みを記録するVGMとは対照的である。