ノーテル
詳細情報
- 存続期間
- 1895年〜2009年
- 種別
- 通信機器メーカー
2000年にはトロント証券取引所の時価総額の約3分の1を占めたカナダの通信大手。その9年後に破綻した。
起源は1895年のNorthern Electricで、Bell Canadaの製造部門だった。1976年にNorthern Telecomと改称。1979年のデジタル電話交換機DMS-100は北米全域で売れ、同社をエリクソンと並ぶ世界有数のネットワーク機器メーカーに押し上げた。ドットコム期には、光ファイバーやネットワーク関連企業を猛烈な勢いで買収した。
バブルがはじけると株価は9割以上下落した。会計の修正再表示、経営陣の解任と続き、2009年1月に破産を申請。2011年に特許群がApple、Microsoft、BlackBerryなどのコンソーシアムへ45億ドルで売却されたが、このときGoogleは数学定数にちなんだ金額で入札して競り負けている。後に、侵入者がほぼ10年にわたり気づかれずにノーテルのネットワーク内にいたことも明らかになった。