ニックネーム衝突
ネットスプリットのあと同じニックネームのユーザー同士が再会したとき、どちらが名前を持ち続けるかをネットワークが決めなければならない現象。
ネットスプリットの間は、分かれた片方からは、もう一方でどのニックネームが使われているか分からない。誰かの名前を奪いたければ、適当な側に接続して待てばよかった。サーバーが再接続すると、初期のプロトコルの答えは1つだけ。両方のユーザーをKILLする。これは便利な武器になり、わざと衝突させて相手をネットワークから追い出すことができた。
1990年代に2つの対策が登場した。サーバープロトコルにタイムスタンプ(TS)を入れ、各ニックがいつ取得されたかを比べて、古い方を残し新しい方を落とす方式。一方IRCnetは「ニック遅延」を選び、スプリットで消えたニックネームをしばらく全員に対してロックした。残りはNickServでの登録が補ったが、これはEFnetのようにサービスを原則として拒むネットワークでは使えなかった。