nice値
プロセスの「お行儀の良さ」を表す数値。CPU 時間をどれだけ他に譲るかを示し、−20から19までの値を取る。
名前は文字どおりの意味で、値が大きいほど他のプロセスに親切(nice)で、得られる CPU 時間が少なくなる。既定値は0。負の値を設定できるのは root だけで、つまり、より要求の多いプロセスにできるのは root だけである。一般ユーザーはより「親切」にしかできず、一度上げた値を戻すこともできない。
この尺度は線形ではなく、1段階ごとに割り当て比率がおよそ10%違う。そのため−20から19までの差はかなり大きい。典型的な使い方は、バックアップやトランスコードのように重いが急がない処理を nice -n 19 で動かし、誰も使わない時間だけを使わせることだ。nice が影響するのは CPU だけで、ディスクには別に ionice がある点に注意したい。