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NCD (Network Computing Devices)

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-24
詳細情報
設立
創業者
Judy Estrin、Bill Carrico ほか
種別
X端末メーカー

1988年にX端末を製品カテゴリとして確立し、誰よりも多く売った会社。やがてPCにその役目を奪われた。

Network Computing Devicesは1988年、マウンテンビューで、Judy EstrinやBill Carricoら(二人は以前にBridge Communicationsを興している)によって設立された。着想は、X11のクライアント・サーバーモデルを突き詰めることだった。ROMにXサーバーを持つだけの表示装置である。初期モデルのNCD16とNCD19はモノクロで、起動時にネットワーク経由でNCDwareというソフトウェアを取得し、XDMCPでUnixホストにログインを要求した。計算機室や設計事務所は、ワークステーション数台分の値段で30席を用意できた。HP、Tektronix、IBM、DECも自社製を出したが、X端末といえばNCDだった。

会社はPC用Xサーバー「PC-Xware」やメールクライアント「Z-Mail」に手を広げ、Windows NTの登場後は「ThinSTAR」の名でシンWindows端末へ移った。それが問題でもあった。Exceedを入れたPCはX端末と同じことができ、しかもExcelも動いたのだ。1999年にTektronixがX端末事業をNCDに売却した頃には、市場はすでに去りつつあった。NCDは2000年代前半に縮小して消えた。製品は、多くの場合Xを伴わないシンクライアントという新しい姿で戻ってきた。

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