指名ユーザーライセンス
ソフトウェアの利用を認められた個人ごとに、ログインの有無を問わずライセンスが必要になる方式。
対極にあるのは、同時利用者数だけを数えるフローティングライセンスだ。指名ユーザーは管理しやすいが、持つと高くつく。四半期に一度しか開かない社員も、一日中使い込む社員も同じ金額になる。実際、SaaSの大半はこの方式で売られており、「シート単位」という親しみやすい名前が付いているだけである。
OracleのNamed User Plusは細則の見本のような存在だ。バッチ処理を動かす機器も数えるし、Enterprise Editionではプロセッサごとに最低25ユーザーを要求する。実在する人数がそれより少なくても変わらない。データベースの前にアプリケーションサーバーやメッセージキューを置いても(マルチプレクシング)何も変わらず、向こう側にいる人間は一人残らず数えられる。