人月の神話
フレデリック・ブルックスによる1975年の著作。ソフトウェアプロジェクトの失敗を扱った本として今も最も引用される。題材はIBMのOS/360。
ブルックスの法則、「銀の弾丸はない」、セカンドシステム効果、外科手術チームの編成などを収めている。「9人の女性を集めても赤ん坊は1か月では産めない」という例えが有名だ。1995年版では、20年後のブルックス自身の考察を加えた章が追加された。情報工学のカリキュラムでは定番の課題図書である。何より見事なのは、ブルックスがOS/360での自らの失敗を謙虚に認めている点だ。