Mutter
GNOMEのウィンドウマネージャ兼コンポジタ。名前はMetacityとClutterを縮めたものである。
MutterはMetacityのフォークとして始まり、ウィンドウの描画をサーバー任せにせず、グラフィックスライブラリClutterで行うようにした。2011年のGNOME 3でGNOME Shellの基盤となった。シェルはMutterのプロセス内にプラグインとして読み込まれるため、パネルもアクティビティ画面もウィンドウ管理も一つのプログラムである。裏を返せば、シェル拡張がクラッシュすると全体が道連れになる。
その後MutterはWaylandコンポジタにもなり、GNOMEは2016年のFedoraで主要デスクトップとして先駆けてWaylandを標準にした。前身と同じく設定項目は少なく、足りない部分はリリースごとに寿命がまちまちなJavaScript製のシェル拡張が補っている。